NISAのよくある質問
「何歳から?」「毎月いくら?」「損したらどうなる?」——20代がつまずきやすいNISAの疑問に、できるだけやさしくお答えします。制度の数値は金融庁の情報をもとにしています(最新は公式もあわせてご確認ください)。
NISAの基本
Q.NISAって、結局なんですか?
NISAは投資商品ではなく、投資で得た利益にかかる税金(通常約20%)がゼロになる制度(非課税の“箱”)です。2024年からの新NISAは制度が恒久化され、非課税で持てる期間も無期限になりました。くわしくは「NISAって、そもそも何?」で解説しています。
Q.NISAは何歳から始められますか?
その年の1月1日時点で18歳以上の方なら始められます。日本国内に住んでいることが条件で、1人につき1口座まで開設できます。
Q.20代から始めるメリットは?
早く始めるほど「複利」が長く働き、同じ積立額でも将来の差が大きくなります。20代の最大の強みは、お金の多さより「時間」です。なぜ20代こそ有利なのか、シミュレーターで体感できます。
Q.NISAにデメリットや注意点はありますか?
元本は保証されず、値下がりで損をする可能性があります。また、NISA口座の損失は他の口座の利益と相殺(損益通算)できません。仕組みとリスクを理解したうえで、長期・積立・分散を基本にするのが一般的な考え方です。
Q.NISAとiDeCo、どちらがいいですか?
目的が違います。NISAはいつでも引き出せる自由度の高い制度、iDeCoは老後資金向けで原則60歳まで引き出せない代わりに掛金が所得控除になります。一概にどちらが上とは言えず、目的やライフプランで使い分けます。
お金・金額のこと
Q.20代だと、毎月いくら積み立てればいいですか?
「正解の金額」はありません。生活費や緊急の備えを確保したうえで、無理なく続けられる範囲が基本です。少額(例:月数千円〜1万円)から始め、慣れたら見直す人も多いです。金額の感覚はシミュレーターで掴めます。
Q.NISAは月いくらから始められますか?
証券会社によりますが、月100円や1,000円から始められるところが多いです。まずは少額で「続けられること」を優先するのがおすすめです。
Q.年間いくらまで投資できますか?
新NISAの年間投資枠は、つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円の合計360万円までです。
Q.一生でいくらまで投資できますか?
非課税で保有できる上限(生涯投資枠)は1,800万円です。このうち成長投資枠で使えるのは最大1,200万円まで。売却すると、その分の枠(簿価ベース)が翌年以降に復活して再利用できます。
始め方のこと
Q.証券会社はどこで開けばいいですか?
「これが正解」という会社はありませんが、選ぶ観点は共通しています。取扱商品の豊富さ・手数料・クレカ積立のポイント・アプリの使いやすさなどです。比較の見方は始め方ガイドで整理しています。
Q.銀行と証券会社、どちらで作る?
取扱商品が違います。投資信託が中心なら銀行でも可能ですが、個別株(成長投資枠)も視野に入れるなら証券会社が必要です。迷ったら商品が幅広い証券会社を選ぶ人が多いです。
Q.口座開設にどれくらいかかりますか?
オンライン申込+本人確認で、最短で当日〜数日が目安です(会社により異なります)。マイナンバー確認書類が必要です。
Q.何を買えばいいか分かりません。
まずは全世界株(オルカン)や米国株(S&P500)に連動する低コストの投資信託から、という人が多いです。ただし最適解は人それぞれで、リスクの取り方によります。考え方は銘柄選びの基本で解説しています(特定商品の推奨ではありません)。
続ける・不安なこと
Q.損したらどうなりますか?
NISAでも元本は保証されず、評価額が投資額を下回る(元本割れ)ことはあります。短期の値動きに一喜一憂せず、長期・積立・分散で時間を味方につけるのが基本的な考え方です。
Q.値下がりが怖いです。続けるべき?
積立投資は、値下がり時にも同じ金額で「安く多く」買えるため、価格の上下を平準化しやすい方法です。とはいえ不安なら、まず無理のない少額に下げるのも一つの手です。判断は最新情報とご自身の状況で。
Q.NISAは途中でやめられますか?お金は引き出せますか?
いつでも売却して引き出せます(iDeCoのような引き出し制限はありません)。ただし売却した非課税枠は、その年は再利用できず、翌年以降に復活します。
Q.引っ越し・転職したらどうなりますか?
NISA口座はそのまま継続できます。住所変更などの手続きは必要ですが、転職で会社が変わっても影響はありません。
疑問が晴れたら、次の一歩へ。
「はじめてのNISA・6ステップ」で、順番に読み進められます。